アジア強豪クラブ・選手を考察。

投稿日:2008年5 月16日 | カテゴリー:日常

アジアクラブ選手権がいいね』と、とうみんさんが言ったから五月十六日はアジア特集日。
えーと(笑)、紹介があったように、世界のバスケシーンだけじゃなくて、アジアのバスケも目まぐるしく変わっていきます。

アジア選手権’07では日本代表の不甲斐なさばかりが指摘されましたが、(ファン、メディア、ライター含めて)アジア情勢を知らない人たちのほうが多く、そういう視点から見た日本というのはありませんでした。そんな僕もアジアを全く知りませんでした。本当に勉強しなかったことを後悔しています。では、早速行って見ましょう。

イラン


(写真左:ハダディ 写真右:メヒディ・カムラニ)

選手:アイディン・ニックハ・バーラミ、Jaber Rouzbahani、ハメッド・ハダディ、ジャバッド・ダバリ、メヒディ・カムラニ
強豪クラブ:サバ・バッテリー

イランは、今後、韓国、中国を脅かす最大の派閥だと思う。アジアの2強はイランと中国、下手すれば、アジアの一位はイランになるかもしれない。彼だけでなく、イランのジュニア世代には有能な選手が多く入るようだ…。
日本以外のアジアの凄いバスケ選手達【中東編】

代表チームの特徴は若いこと。また3番、5番にサイズのある選手がいるのも特徴です。そしてこの若いチームでアジア選手権2007を優勝したことは本当にスゴイ!!日本のバスケメディアは昨シーズン入ったJBLルーキー達を黄金世代なんて、チヤホヤしてましたが。 イラン国民はこの選手達のことを黄金世代と呼んで自慢してもいいと思います。


アジア選手権には出場しなかったJaber君ですが、ウィングスパンは8フィートあります。約2m40cmですよ。わけわからん。

アイディン・ニックハ・バーラミ選手が交通事故で亡くなったのは非常に残念でした。ご冥福をお祈りします。

動画:

レバノン


(写真左:F.エル=ハティブ 写真右:J.ボーゲル)

選手:ファディ・エル・ハティブ、ジョセフ・ボーゲル、ロニー・ファヘッド、ブライアン・ファガリ
強豪クラブ:アル・リヤディ、ブルースターズ、Sagesse

強豪クラブには、エース・カスタス(パナソニック)、ハニーカット(三菱)、ウィリアム・ピペン(アパッチ)などが助っ人としてプレーオフやクラブ選手権に出場している。

代表チームの核となっている選手達は、(Jスポ解説によると)長年同チームでプレーしているらしく完成度も高い。エル・ハティブはアジアナンバーワンSGといっていいでしょう。体の当たりに強くドライブインや外角シュートも上手い。ボール運びもなんなくこなします。

ボーゲルは以前日本リーグの愛知機械でプレーしていたらしい。211cmとサイズがあって、これまたゴツイ体をしている。一見ガチガチのインサイドプレイヤーに見えるが3Pも打ってくる。若手ではハイク・ギョクシャン、アフマッド・イブラヒムといった選手がいるらしい。

動画:

カタール


(写真:ヤシーン・ムサ)

選手:ヤシーン・ムサ、ダウード・ムサ、サアード・アリ
強豪クラブ:アル・ラヤーン

2000年代に入って力を伸ばしてきた中東勢の代表的な国のひとつ。アジア選手権07では本来の力が発揮できなかったように感じた(ヤシーン・ムサはポストプレーは上手いけど、外角シュートがないためか、上手く守られていた)。レバノンと同じくアジアの大会では上位に食い込んでいる。関係ないですが中東というよりも、アフリカ系の選手が多いような気もします・・・。フィジカルなバスケをしてくるのが特徴。

動画:

ヨルダン


(写真左:パルマHCとサム・ダグラス 写真右:R.ライト)

選手:ラシーム・ライト、サム・ダグラス、ザイード・アル・カス
強豪クラブ:ザイン(元ファーストリンク)

アメリカからの帰化選手ラシーム・ライトは2007年のウィリアムジョーンズカップから代表入り。外は下手だけど、ドライブインがむちゃ上手い。アメリカとの2重国籍選手サム・ダグラスも同様にドライブインが上手い。アジア選手権はこの二人を中心にゲームを組み立ててました。代表HCはアンゴラを強豪国にしたマリオ・パルマさん。若い世代の育成も手がけているので、数年後に脅威になるかもしれない。(今も充分に脅威ですけど(^^)

動画:

韓国


(写真左:パン・ソンユン 写真右:ハ・スンジン / キリンインター2005)

選手:パン・ソンユン、ヤン・ドングン、キム・スンヒョン、キム・ジュソン、ハ・スンジン、キム・ミンス、キム・ジンス、ダニエル・サンドリン

今年KBLでMVPを獲得したキム・ジュソンは205cmながら走れるし、シュートもやわらかい。また、いぜんとしてパン・ソンユンは韓国ナンバーワンシューターだし、ハ・スンジン(今年23歳)もまだ若い。ヤン・ドングンとキム・スンヒョンのガードコンビは間合いの取り方が抜群に上手いし、パスもシュート力もある。

キム・ジンスはメリーランド大学に進学予定だとか。上で挙げた以外にもU18にはリム・ジョンイルとかかな?近年代表は中東勢に押され気味の印象でしたが、A代表がフルメンバーで且つ健康的であるなら韓国は相変わらず強いです。

動画:

カザフスタン


(写真:アントン・ポノマレフ)

選手:アントン・ポノマレフ、Y.イサコフ、R.ヤルガリェウ、M.イェフスティグニェイェフ、A.チュチュニック
強豪クラブ:アスタナ・タイガース

若い、高い、上手い。これから確実に伸びてくる若いチーム。そしてFIBAヨーロッパ地域に行って欲しいチーム(笑) これで経験を積めば、中国と肩を並べる日は近いかもしれない。プレースタイルはヨーロッパに近い。ポノマレフはやわらかいシュートタッチを持っている。

台湾


(写真:チェン・シンアン)

選手:チェン・シンアン、Tien Lei、リン・チィンチェン、チャン・トゥンシェン
強豪クラブ:ユーロン・ディノス、台湾ビール

エヴェッサ入りのウワサもあったチェン・シンアンは素晴らしい選手。NBAならレイ・アレンのようなプレースタイルの選手だと思ってもらえれば想像しやすいです。チャン・トゥンシェンはジョンパトさんのいるBG 74 GOETTINGENの2部で修行中だとか。Tien Leiがアジア選手権で見れなかったのが心残り。代表チームの特徴としては、日本戦にとにかく強い。

動画:
日本以外のアジアの凄いバスケ選手達【台湾編】(2月6日追記)

フィリピン

選手:Jim Alapag、Daniel Charles Seigle

NBAに次ぐ歴史を持つプロリーグが存在。詳しくはバスケットボールフィリピン代表を参照のこと。プレースタイルはむちゃくちゃ強気。特にガード陣は負けん気たっぷりで気迫溢れるプレーをします。フィリピン自体がアメリカ人(や日本人)とのハーフが多いらしく、代表にも(特にアメリカ人との)ハーフが多いように感じました。イランやヨルダンとも接戦を演じ、決勝ラウンドに進んでもおかしくないチームでしたよ。

シリア

選手:マイケル・マダンリー
強豪クラブ:アル・ジャラー

アジア選手権’07ではマダンリーが大会得点王を獲得したけど、ただの孤軍奮闘です。彼以外得点力のある選手はいないようですね。ただしアル・ジャラーはアジアでも強豪クラブのひとつです。今現在、チームには元NBA選手のサマキ・ウォーカーが所属してるようです。

とまぁ、ざぁーーっと見てきました。これに加えてアジアには中国っていうバスケ大国があるわけで、日本が勝つのはめっさ大変ということが、雰囲気だけでもわかってもらえたでしょうか。

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